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質問内容
木造在来工法で耐震性を高めるにはどうすれば良いですか?自然素材を重視したいのでツーバイフォーを組み合わせた合板で覆われたようなものはいやです。検討中のところは在来工法+ツーバイフォーなので耐震性は基準の3~4倍になりますが、合板だらけなのできっと臭いですよね。せっかく無垢の木を内装に使うので合板を使わずに耐震性もある程度高めるには基礎をしっかり固定する・柱を太く・筋交いを入れる・合板以外の板を使うなどベストの方法を教えてください。よろしくお願いします。
2010年03月15日
A.回答
>検討中のところは在来工法+ツーバイフォーなので耐震性は基準の3~4倍になりますが勘違いされています。これは壁一枚の強さで耐震性を表わすものではありません。壁倍率というものです。自然素材であれば、壁の枚数を多くすれば耐震性も確保できます。その分プランの自由度は低くなりますが。自然素材が良くて化学物質がわるいなんて誰が決めたんでしょうか。体質に合うか合わないかです。自然素材だってアレルギーになる人はたくさんいますし、化学物質である化粧品やシャンプーを使っても特に問題ない人の方が多いです。それだけ健康に気を使うように指導されているからです。合板を使うのが気になるのであれば、構造見学会(今検討しているところ以外でも)に行って体感してみるべきです。「どうせ仕上げは石膏ボードとクロスだし、気にならないか」と言われるのであれば、合板(もっとも筋交い工法でも壁倍率7倍謳うところもありますが)を使用した方が家族が便利に暮らせるプランができると思います。でも家族がアレルギー持ちだし・・・と言われるのであれば、リスクが少ない自然素材を使う意味もあるでしょう。ただ自然素材を使う前に徹底的に自然素材のデメリットを確認してください。無垢材や漆喰などはデメリットがたくさんあります。いいことしか言わない業者は考え物です。それを理解した上で進められるのであれば、プランは多少犠牲になっても自然素材で進めてください。また免震工法ですが、価格が高く一般的ではありません。家が揺れた場合隣地と幅がなかったら隣の家にぶつかってしまうのである程度の敷地が必要で、敷地と予算が追いつくのであれば入れてもいいと思いますが、導入した場合でも耐震性は確保しなくてはいけません。地震以外にも台風にも耐えなくてはいけないし、家自体の重さも支えなくてはいけないし。でも耐震性を高めるのは柱の太さではなくて壁の配置のバランスですから、「じゃあ柱を太くしよう」なんてことは安易ですよ。柱を太くすれば当然廊下幅や部屋の広さに影響が出てしまいますし。在来は筋交いで建物を支える、ツーバイは面で支えるのであって柱ではないですよね。柱の太さは通常は尺モジュールであれば、通し柱は4寸、管柱は3寸5分あれば十分です。で、くどいようですが壁をバランス良く配置することです。制震については、一般の戸建てではあまり大きな力を発揮しません。というのも、元々は重心の高いビルの上階が、下の階に比べて揺れが大きくなるのを防ぐためのもので、そもそも免震と違って地震の力を基礎から土台、柱へと伝えていきます。それから制震ダンパーがそれ以上揺れるのを防ぐので、当然耐震構造でなくてはいけません。2階はある程度揺れを抑えられますが。それからラーメン構法は面材を使わずとも集成材を使わなくてはいけず(集成材は接着剤を大量に使います)、匂いが気になって合板を使いたくないという問題の解決には全くならないです(接着剤を使わない無垢材はスパンを飛ばすことができないので)。また面材の種類についても他の方が書かれているとおり、MDFやらハイベストウッドやらダイライトやら色々あります。体質に合ったものを選ぶ、というのも手です。ダイライトがホルムアルデヒド発散量が少ないようですが・・・。ご家族にとって家づくりは何が大事なんですか?何故在来工法にしようと思ったのですか?こっちを実現しようと思ったらあっちはできない、ということは多々あります。とにかく何のために、どうして、そして何を家づくりで実現させたいのかもう一度原点に返って考えてください。プランが優先されるのであれば合板を使うのも手段だし、自然素材であればそっちを優先させてください。とにかく後悔のない家づくりを。
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