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質問内容
輸入住宅を建てるのですが、実際のところ、ツーバイフォーの耐震性というのは、耐震等級のいくつに当たる程度なのですか?数値的なことが知りたいです。施工方法などにも影響がるかと思いますが、一般的にはどうなのでしょうか?阪神大震災などでも半壊・全壊が96パーセント以上だったっていうことは、耐震等級2くらいはあるのですか?
2010年11月25日
A.回答
一般的にはツーバイフォー(2x4)工法は基本的に地震に強い工法ですので、基準に法って設計されていれば要求通りの耐震性は発揮されます。しかしながら、確認申請の段階でチェックする窓口が2x4工法を熟知しているわけではありませんので、実際には設計士さんの能力によるところが大きいと思います。また、2x4工法はオープン化されて40年近くになりますが、その間に亜流の工法になった例も多く、ビルダーやハウスメーカーによって施工方法が少しずつ異なるようです。北米式をそのまま踏襲している場合と日本式にアジャストされた工法では、その作りに差がありますので、突き詰めていくと耐震性にも差が出ると思います。2x4工法は合板で材木を縫合(釘と金物を使います)して壁や床の強度を確保する工法です。北米式と日本式では合板のサイズに違いがあり、この違いが構造躯体に影響しています。・モジュールの違い:2x4工法は合板の大きさが寸法の基準になりますので、北米サイズと日本サイズの合板では1枚の大きさが違います。合板が大きい方が、2x4工法の強さを裏付ける「ダイヤフラム理論」に適っています。・寸法の採り方が日本式(壁の芯-芯で計測)の場合、合板が建物の端まで届かないケースがあり、細い補足材を使っています。2x4工法の耐震性の説明で見落とされがちなのが、1Fの床から下の仕様です。2x4工法が日本に紹介され始めた当時、その耐震性を証明する資料として、アラスカ大地震で被害にあった一見の家屋の写真が良く使われていました。それは、建物の下の地面が約半分崩落しているのに建物は崩れずに持ちこたえている様子を撮影したものでした。とかく、壁量や2Fの床のスパンと根太のサイズの関係ばかりに集中しますが、耐震性を確保するには1Fの床と基礎の作りが重要ですので、床の組み方、基礎の作り方などに注意されて検討されると、より安心できる家づくりにつながるのではないかと思います。
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