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質問内容
この度新築するんですが、キッチンはIHにするんですが(子供2人が小さい為)。エコキュートとかいるんでしょうか?今エネファームとかもあるんですがなにが良いのかよくわかりません。親戚の住設屋は後々エコキュートが得と言いますが家の設計士さん(友達)は特に勧めてきません、逆にエコキュート入れる資金を家にまわしたら?って言われます。皆さんランニングコストやトータルコストなどを教えて下さい。家は和歌山県で夏は35度冬は5度位の温度なのでどちらかと言えば寒さ対策より暑さ対策を考えたいです。
2009年06月30日
A.回答
エコキュート自体を否定するものでもないですし、やや専門的な話しになりますが、エコキュートが採用しているヒートポンプ(簡単に言えばこれは電気エアコンと同じ)という方式自体が瞬間的に熱を得る熱源としては向いてませんが、理論的なエネルギー変換効率にはかなり優れた方法であることは確かです。エコ的な巨視的に見ると、電気発電や送電には膨大なエネルギーロスが発生しますので、今の電気利用形態(買って電気を使う)を考える限りトータルでは必ずしもエコかどうかは言えないですが、この議論は奥が深いんで書ききれなくなりますから割愛。エコキュートが初期費用が高くても得だという根拠は、1 あくまで電気の割引料金(深夜割引や時限割引)を利用すること2 オール電化化してガス自体を一切使わずに、ガス配管などの設備初期施工費や基本料金などを払わないこと3 各種補助金や、それ以外でもオール電化にすれば割引できる料金などの制度を使えればよりメリットがでます基本前2つが前提です。オールガスも同様ですが、オールガスの場合、電灯をガス灯にするわけにはまいりませんので電気ほど2のメリットは出ません。1にした場合、通常設定時間外の料金は逆に高くなるのが一般です。最もお金のかかる湯を沸かすことをエコキュートによって安い割引料金時間帯で行うことである程度恩恵があるのですが、その他のもの、すなわちIHやエアコンをオール電化で電気で行えば、どうしても昼など電気代が高い時間帯に使わざるおえないケースが出てきます。オール電化にせずにそれらをガスにすることも可能ですが、そうするとオール電化の2のメリットが無くなるというわけ。電力会社の試算はこのあたりを考慮はしてませんので、最も良い条件でしかもランニングコストのみの比較ですから注意。設備屋さんなどはイニシャル(初期設置費用等)も加味した算定も場合によって行ってくれますが、どうしてもエコキュート売りたい(又はオールガス売りたい)から試算するので、バイアスがかかります。設計者としてみると個人的には、どっちもどっちかな?(笑)設計士の多くはそれを知ってるので、あまり拘らないということ。逆に設計士が執拗に勧める場合、最近は減りましたが、業者と組んで採用すれば設計士にバックペイが行く方式が多いので・・・あまり第3者的な見解とはいえない事があるので注意。オール電化、エコキュートが向いているのは、都市部の共稼ぎディンクス見たいな生活時間帯を持つ世帯。電気料金の割引について何種類かありますが、基本は電気需要の減る深夜時間帯が安いので(倍違います)、その時間帯をコアとして、おおく電力消費すれば特になります。(ただし、一般の契約、すなわち従量電灯という契約では一律ですのでそうではないですよ。あくまで深夜料金型のプランで契約した場合昼間は高くなる変りに夜は逆に安くなる)ですから、昼間は仕事で家では電気を使わないけど、夜、それも深夜割引になる時間帯に起きてて電気使う事の多い生活スタイルならメリットが大で向いてると言えます。(ただし組み合わせも可能)オール電化マニア(笑)な家庭は、昼間一切電気使わない主義で(笑)、夜のうちにいない居間もエアコンでキンキンに冷やしといて昼はエアコンつけないなんて涙ぐましい努力をしてる人もありw。高気密断熱化して開口部の日射遮蔽をすれば、夕方まで結構温度は上がりませんが、気密断熱化されてなくて開口が多いと夏の昼すぎにはすでに効き目は無くなりますねw。朝、皆のお弁当を作るときに自分のも作って、昼はIH使わずに節約に励む主婦像が目に浮かびます。でもまあ、夕方の食事のIHだけはどうしても深夜までずらせないので、深夜電力ほどでは無いが朝と夕方だけ昼よりはやや安くなるプランなどもどこの電力会社もやってるはずです。(下記は東電ですがどこも同じようなプランあり)http://www.tepco.co.jp/e-rates/custom/erabu/index-j.html給湯器の選択ですが、電気型の給湯器は、その性格上エコキュートだろうが普通の電気温水器だろうが急速にお湯を沸かすことは出来ません。ですので、基本的には使わない時間帯で熱く沸かしたお湯を魔法瓶に入れて保温しておき、必要に応じてそれを小出しにするという原理です。ですから、最初に能力に応じて貯湯タンクの容量を決めますが、想定外に使い切ると温度が下がってしまったり、高い時間帯で再加熱しないとなら無くなります。ガスや灯油ボイラー式はいつでも加熱が可能ですし、ガス瞬間であれば即沸騰した状態で沸くというメリットはありますので計画性が無い人にも向いている(笑)。
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