|
質問内容
なぜ和風住宅を作らない?どこの住宅街を見渡しても和風の住宅を見かけることが少ない、というかほとんどの新築住宅はヨーロピアンスタイルだったり、ツーバイフォー、モダンな住宅だったり・・・まだまだ和風の住宅街などを見かけますが、それにしても少なすぎる。本当に欧米かぶれも甚だしい!!もっと和風の町並みや建物を増やすべきだよ。第一ヨーロッパに和風の家なんて無いだろう。逆にイタリアのフィレンツェの赤い屋根の特徴的な壮麗で美しい町並みの中に日本の家なんて一つもない、というかものすごく違和感。(あたりまえです)そのほかのイギリス、フランスドイツなどを見回しても無い。(モダン住宅はもちろんあります)一部日本庭園だとかはあるでしょうがどこの国の建物もその国柄の建物で作られてるし、町並みも美しい。日本はなぜこんな住宅を作るようになったんだ?町並みもゴミだしバラバラ、ヨーロッパの住宅を見習いなさいと言いたい。感想や意見をいただけたら幸いです
2007年03月20日
A.回答
いえいえ、今の日本の街並みこそ、「和風」です。和風というのは、まさに「~風」なんです。諸外国の文化やスタイルを巧みに取り入れ、それを自分のものとする能力は他国より抜きん出ています。つまり、「混合」されて培ってきたスタイルが、まさに「和風」なのです。日本家屋としての確立した建築工法を採用した住宅など、基本的に今は存在しないといっても過言ではないと思います。明治以前、日本の地方村落で瓦屋根の民家など少なかったものです。非常に粗末な住環境でした。瓦屋根など載せられる丈夫な小屋組など庶民には手が届きませんでした。城郭、神社仏閣などの一部建造物を除いて、平均的には板やわら葺きが当たり前で、建具も障子一枚で雨戸も無いのが普通でした。戦後、急速な工業化によって大量生産が可能になり、新建材が大手を振るようになり、アルミサッシが当たり前になり、そして、和風は出来上がって行ったと思います。寒くない、地震で倒れない、そして安上がりを求める現状は、悲しいのも事実ですが、手が届かない高価な数奇屋建築など住宅に選択する人はもういないと思います。ある意味、ご意見に賛同する部分もありますが、欧米が街並みをうまく維持できているかと言えば、はっきり言って、今や足元から崩れ始めています。住民に歴史や文化を維持する負担は不満となっているのも事実で、ドイツやイギリスの友人からも聞いたことがあります。むしろその友人は今の日本(またはアジア)が画期的で魅力に溢れているというのも本音のように思います。京都が、今や京都らしくない街並みであると感じますが、よく見ると町のそこここに京都が見え隠れしています。何を守れば京都で、何を崩せば京都でなくなるのか?景観条例が成立して、日本で一番厳しい制限がかかるということですが、さて、結果は・・・
用語検索:ツーバイフォー工法
モバ辞典に掲載されているツーバイフォー工法(用語)を探せます。
|