|
質問内容
家の建て替えで暖房器具をどうしよか悩んでいます。住んでる場所は福島県の寒冷地域です。蓄熱式、床暖、パネルヒーターなどたくさんありますが一条工務店の展示場を見学したら2階建てで一階のみの床暖房でした。とても家全体が暖かかったです。灯油の温水式床暖房でそこの展示場では温度設定が50℃でしたが、一般家庭では20度くらいの設定でも良いそうです。建坪が一、二階合わせて80坪です。月々の灯油代は2万くらいと言ってました。使わない部屋はスイッチを切れることも出るみたいです。新しい建物は高気密高断熱なので極端に寒くなるとは思いませんが、就寝時に全面電源を切って朝起きて電源を入れて、一度室内温度の下がった1階と2階を床断房だけでそれなりの暖かさになるのには相当時間がかかるのではないでしょうか?もしくは床暖房と併用で他の暖房器具も使う事も考えた方が良いのでしょうか?
2009年03月20日
A.回答
暖房を考えることは非常に重要ですが、それ以上に重要なのは気密と断熱をちゃんと考えることだと思います。一条工務店は大手ハウスメーカーの中では気密・断熱性能が抜けております。質問者様はお住まいが福島県とのことで、高気密高断熱の特化した業者が他県よりもたくさんあると思います。大手メーカーやフランチャイズにこだわる必要も無く、よりコストパフォーマンスが良く、仕様性能も優れている業者を是非とも探してみてください。もう既に決まっているんでしたら問題ないですね。快適性を追求するにはなんといっても全館空調の導入でしょう。そのためにはランニングコストをことを考えても気密と断熱の良いお家は必須です。全館空調にもいろいろありますが、ご指摘の床暖房も選択肢の一つです。ただ、高温多湿の日本では暖房だけじゃなく冷房のことも考えなくてはいけない。とすると、他の方のの回答にもありますが、ダクト式の全館空調がベストではないでしょうか。大きな業務用のエアコンを1台か2台で家中を均一温度に保つもので、ダクトを配して家中の空気を対流させます。対流式の空調は不快だという評判が一般的にありますが、確かに肌に強く感じる気流は不快ですけど、ダクト式のものは対流式ながらそれを感じさせない空調として定評があります。ゆるいそよ風のような感じで家中の空気がゆっくり流れ、このようなゆるい気流は人間にとってむしろ心地よいという研究報告もあります。また館内の均一温度にするにはある程度の気流も必要ですし、換気システムと組み合わせることも容易です。床暖房は輻射と弱い自然対流で足元から暖めるもので、これも快適ですよね。気密・断熱性が高ければ床暖房だけでもメインの暖房となりえます。導入するならば部屋ごとだけでなくトイレや廊下も含めた全面に敷設することをお勧めします。ただ、1階と2階のすべてに床暖房を導入するという例はあまり聞きません。一条ではやっているそうですが、2階は机やベッドなど床を覆う家具が多くなりますし、そもそも床暖房では冷房はできない。結局エアコンは各部屋に必要となってくる。全室エアコン+床暖房とダクト式全館空調の初期コストを比べてみるのもおもしろいかもしれませんね。ひとつ心配なのは福島県は寒冷地なのでヒートポンプが暖房で問題なく使えるかということ。寒冷地のことはよく知らないのですが、ヒートポンプのスペック表をみるとマイナス20℃まで使用可とありますけど、実際どうなんでしょうね。このへんは作り手の業者さんに相談してみると良いと思います。ヒートポンプに問題が無ければダクト式はお勧めです。
|