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質問内容
一条工務店で建てた家は阪神大震災で一棟も倒壊しなかったって本当ですか?家を新築する友人が営業マンに聞いたそうです。
2009年10月07日
A.回答
ホームページに「全半壊0」と明記されています。http://www.ichijo.co.jp/technology/core_tech/earthquake.shtmlわたしが検討した際には、震災直後に撮影されたビデオを見せてもらいました。上記「あの阪神大震災でわかっとこと」に載った写真の家です。長田区で近隣がガレキとなっている中、瓦のずれも、タイルのはがれも、基礎のヒビもない状況。おばあちゃんの一人暮らしの家だったようですが、その時間は起きていて、寝ていたふとんの上にたんすが倒れていたらしく、その言葉でクローゼットが標準化(いくつつけても追加料金なし)され、同時に免震工法の開発へと動き始めたそうです。建物が無傷でも、地震で人の命が奪われる可能性があると感じたそうです。同じビデオには、他にも、何件か出ていましたが、向かいの鉄骨の1階がつぶれているのに一条工務店の建物は無傷だったり、隣家が倒れてきて、出窓がつぶれたけど、他の被害はなかったなどです。我が家は一条工務店で建てました。免震装置はつけていません。昨年12月朝食中に、震度3の地震があったのですが、家族全員、地震に気づかなかったそうです。(わたしは入院中でした)。この前の静岡の地震では、わたしは1階リビングで起きていました。揺れは感じましたが、普通に立って歩けたので、(震度1?あって、震度2かな?)という感触。震度4という速報を見たときには驚きました。他の家族は2階から降りても来ません。家内は(わたしに揺り起こされたのかな?)と思ったけど、(見たらいなかったので地震かな?それほど揺れてないからいいや)とそのまま寝たそうです。他の回答者の方々がおっしゃるとおり、阪神大震災では、まだ、新しい家しかないというのも大きな要因と思います。神戸に出展して約10年という話だったかな?現在は、建築基準法が厳しく、外部からの現場検査も入ります。国の実大耐震実験装置で、現状の耐震基準のクリアしつつ、最も弱くなりそうな間取りで阪神大震災(神戸海洋気象台実測値)で10回ほどゆすったそうですが、半壊どころか、大きなヒビ割れも発生しなかったそうです。つまり、現状の耐震性で最も重要なのは耐久性。わたしが一条工務店を選んだ理由のひとつには、シロアリ対策の違いが大きいこと。公共事業では耐久性と安全性(環境汚染に対して)のレベルが厳しく、最近では加圧注入の防腐防蟻処理しか認めてもらえないものが多いですが、その加圧注入の中でもとくに耐久性と安全性の厳しいACQ加圧処理が、標準で1階構造材すべてにしてある木造だということ。この処理は、イチローがオリックス時代に建てた自宅に住友林業が採用したりとか、シロアリ対策が重要な南の島の建物の1階部分に三井ホームが対応したとか、聞きます。木製ジェットコースターのホワイトサイクロンもこの処理がしてあるということ。一条工務店は全商品に採用してるんですがこれって、すごすぎます。また、震災後の研究によると、それ以前に建てた家は心配な面もあるということで、前身の会社時代に建てたものも含めて全棟、無料で耐震補強したそうです。こういった面倒見のよさも、声高にコマーシャルするわけではないので、一般の人は知らないようです。近年、ハウスメーカー各社が制震建物を発売しています。一条工務店は免震工法を開発したのに、なぜ、金具を変更するだけでできる、価格の安い制震工法を発売しないのでしょうか?パネル工法や軽量鉄骨は、1階よりも2階の揺れが大きくなってしまい、外壁落下やブレス(鉄骨筋交)の伸びなどの損傷につながったそうです。一条工務店での実大実験では、1階の揺れと2階の揺れはほとんど変わらなかったということ。木材の伸縮性が生かされているのでしょうか?制震金具は必要ないんですね。阪神大震災(神戸海洋気象台)の1.5倍の揺れを与えての実大耐震実験を行ったのですが、ヒビや窓ガラスの割れどころか、次世代省エネ基準のすきま相当面積がほとんど変わらなかったそうです。各社、壁や柱の構造をピックアップして、通常の柱や壁との強度の違いをPRしていますが、最終的に完成する建物は壁や柱の量を減らすことで耐震基準ギリギリで建てている会社が多いです。柱や壁の強度が上がっても耐震性が上がるかどうかはその会社の方針次第、設計の自由性は広がります。一条工務店の欠点があります。現状の耐震基準よりはるかに厳しい社内基準を設けています。そのため、間取りの自由度が少なく、柱や窓位置が厳しく制限されます。建築基準では金物補強で柱や窓の位置を移動できるけど、木より劣化の早い金物に頼った家にしたくないということ。免震工法にすると、耐震基準はさらにゆるくできる建築基準法ですが、免震工法で建てた場合にも耐震と同じ社内基準での家を建てるということ。まぁ、設計の自由度よりも命が大事という考え方なんでしょう。
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