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質問内容
断熱材と湿気。。。最近住宅展示場によく訪れます。私はこのごろ断熱材に注目しているのですが積水ハウスはグラスウール、住友不動産はロックウールで材質の違いはありますが両方とも「しっかりした袋に湿気のない状態で断熱材をつめているので半永久的に断熱材が湿気にやられる事は無い」という説明でした。ですがS×Lは材質はロックウールですが「通気性の良い壁のなかで断熱材が常に空気に触れているのでずっとふんわりしてヨレたりすることがない。また多少湿気ても空気に触れるのですぐに乾く」という説明でした。私個人は「日本は湿気が多いし断熱材自体は通気性が悪そうだし、この断熱材はすぐにカビてしまうのでは?」と思いました。因みにS×Lの営業マンに「積水や住友みたいに袋につめたら湿気も入らなくなるからそれでいいんじゃないですか?そうしないのは何でですか?」と聞いたら黙りこんでしまいました。沈黙が3分ほど続いて沈黙に耐えきれなくなった私は「後日で結構なので先程の質問に回答ください。」と言ってS×Lを後にしました。あれから4日経ったのですが音沙汰無しです。ですので皆様のお知恵を拝借したいと思います。断熱材は袋に入れて空気を遮断した方が良いのでしょうか?それとも常に空気に触れさせていた方が良いのでしょうか?またグラスウールとロックウールはどちらが良いのでしょうか?どうぞ宜しくお願いいたします。
2007年07月26日
A.回答
湿気対策は住宅屋にとって永遠の課題です。完璧な対策はないと考えましょう。断熱材の工場出荷時に完璧に袋に密封できたとしても、現場で壁に充填する場合破れる可能性は大。それよりも、充填する壁の寸法がまちまちのため、実際の現場では、梱包された断熱材を充填する壁の寸法に合わせて、裁断し充填する。とすると、断熱材が密封された袋に入っているかどうかは問題ではなくなる。上の回答者の何人かも行っているように、総じて繊維系の断熱材は湿気をきらうので、湿気の発生源と断熱材を隔離することがキモ。だから、普通は、壁内に断熱材を充填したあと、室内側に防湿フィルムを施工する。しかし、これではまだ問題は解決しない。木造住宅の場合は、構造材の含水率が高い場合、建築後も木材が湿気の供給源となるし、雨漏りは問題外としても、梅雨時などは室内ではなく外部からの湿気進入が考えられる。とすると、室内側だけでなく、室外側にも防湿フィルムをはる必要があるのか?それでも、完璧に断熱材と湿気を遮断するのは難しい。現実的な解決策は、ある程度湿気の進入を覚悟した上でそれらが断熱材内にたまらない工夫をする。簡単に言うと、断熱材の室内側は防湿フィルムを施工するが、室外側には防水・透湿フィルムを施工する。何らかの原因で壁体内に湿気が侵入したとしても、それらをためこまずに外部の排出してやろうということ。だから、私の意見としては積水などにトークがある意味間違い。S×Lが黙りこんでしまった、こちらに同情する。グラスウールとロックウールの比較なんて、しなくても大丈夫。実験室レベルで比較すると色々と違いはあるだろうが、「家」を一つのシステムとして考えだ場合、グラスウールを使用した場合とロックウールを使用した場合、その素材の違いによるシステム全体の性能差はない。
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