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質問内容
一条工務店について教えてください。一条では、ACQを使用し、防腐防蟻処理に気を配っていると聞きましたが、土台に米ツガを使っていると営業の方から聞きました。後日調べてみると、米ツガは、シロアリに非常に弱いということがわかりました。米ツガを使っていても、大丈夫なんでしょうか。従来の和風建築では、栗の木を用いることが多い箇所だと聞きました。もし、不安なら、栗の木に部材をかえてもらえるのでしょうか。
2009年10月09日
A.回答
ACQは、効果のある成分が揮発せず、流れ出さないことから、とても長い効果を発揮するものです。圧力をかけて成分を注入するため、クリやケヤキのような硬い木材よりも、米ツガやスギ(特に辺材)のような柔らかい木材のほうが、内部まで浸透しやすいという点ががあります。昔からの日本家屋にて、クリが使われたのには、耐久性によるものだけではありません。米ツガやホワイトウッド、SPFなどの土台材は強度が弱く、柱がメリ込むことがあります。一条工務店では、ACQの注入時に、同時にDS剤を注入しているため、ソリや曲がりは発生しづらく、かつ柱のめり込みを防ぐことのできる米ツガになっています。アメリカでは同じ製品で、木造の基礎を作ることもできる法律になっているそうです。クリは、通常仕入れていない材料だと思うので、もし変更できたとしても、かなりの金額になると思います。ヒノキへの変更はそれほどかからなかったと思います。ただ、ACQを作っているコシイプレザービングでは、シロアリが最も活動すると思われている種子島の屋外実験で、ACQ処理を行った杭を地面に埋める実験をしていますが、ホームページ上では、6年経っても全く変化が見られないということです。http://www.koshii.co.jp/product/tyunyu.htmlこの結果から、ACQ加圧注入処理をされた米ツガは、無処理のヒノキやクリよりも耐久性が高いといえます。米ツガで屋外埋設実験をしている例は少ないですが、コシイ以外の会社でもたくさん様々な樹種での同様の実験は行われており、公園や病院などで植栽した高木を支える杭は、樹種の指定はなく、加圧注入処理材が義務化されていることがよくあるそうです。建物の耐久性を考えたとき、ACQ+DS処理をされた米ツガは、土台にとても適した木材だと思います。
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