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質問内容
工務店に積水ハウスやダイワハウスのような、家を依頼するのは、失礼ですか。現在家を新築しようかと色々検討してるのですが、大手ハウスメーカーのHPを見ているとこんなのがいいなあと思ったりします。ですが、予算にも限りがあり、大手にこだわる理由も、安心かな程度で、同じ様なつくりのデザインで工務店が立ててくれるなら、そちらでもいいかなと思っています。蔵のある家や、シャーウッドのルーモアみたいな家でも可能なのでしょうか。また、工務店に対して、失礼な注文なのでしょうか。同じような、経験、または、工務店の方の意見があればよろしくお願いいたします。
2009年06月28日
A.回答
地元工務店さんに大手ハウスメーカーのようなデザインの家を依頼するのは、決して失礼なことではないと思いますよ。むしろ大きな期待をかけてうちに来てくれたのだと思ったりするかもです。さて、色々な意見が飛び交っておりますが、業界で長年従事しております私からのアドバイスをいくつか・・・①デザインは大手のようなものは大筋可能です。軒回りなど細部まで垢ぬけた感じは難しいですが。②耐震性能等、基本性能を地元工務店に求めるのは可能です。ですが、積水ハウスレベルまで持っていくには相当の出費がかさみ、低予算目的で工務店にしようとしたのであれば、逆転現象も起こり得ます。地震に強い、耐久性が高い等の基本性能は、メーカーや工務店の話を聞くより、『住宅性能評価』申請をしたい旨を伝えると良いと思います。ポイントはそれを伝えたときの反応です。『うちはそんな申請をしてまで家を評価しなくても強いから安心』こんな言葉がでるようでは最悪です。『是非性能評価申請をして、国からその家の性能をランク付けしてもらいましょう』などの言葉が出れば安心です。要は、口では何とでも言える。第三者が評価した場合に本当に自信があるか否かを問える質問といえるでしょう。③蔵のある家、ルーモアのような間取りの家は工務店でも可能です。この点はまず心配無用です。④注意点としては地元工務店の場合、設計事務所に外注する関係上、図面を引いた時点で費用が発生する点があげられます。これ自体は問題ないのですが、間取りがうまくいかないなどの理由で何度も設計図面を書いた場合、そのたびに設計費用がかさむという点です。ハウスメーカーなら何回図面を直そうが費用に反映しないのに、これでは費用が心配になって途中で妥協せざるを得なくなります。⑤また一般に工務店は安く、大手ハウスメーカーは高いと言われます。この点につきましては誤った解釈であると言えます。工務店は、お客様の予算を聞いてはじめて構造躯体の質(材木の質、材木の全体量など)を決定します。要は『お金を出す人は安全で快適な家』となり、『低予算のお客様にはそれより少し劣る家』をつくりはじめるわけです。一本の木ひとつとっても、二束三文の木もあれば、一本数十万円の木まで様々です。値引きに成功した!安くあげてもらった!と、喜ぶのは自由なんですが、実際は工務店さんの粗利はきっちり一定に取れています。②値段の差は何なんでしょうか?これは皆さんの回答にもあったように設備のグレード等の差だったりします。ただし、実はこういった目で確認できる設備品などは、いまどきそんなに大差はないのが現状です。ではどこに価格差があるのか・・むしろこれからの住宅に必要なものって何なのか、について申し上げます。1、次世代省エネ断熱基準を余裕をもってクリアしていること2、住宅性能評価で『耐震・耐久の等級はランク3』であること、ちなみに最低基準は『建築基準法』であり、これはランク1です3、1階すべて防犯ガラス4、ガラスはLOW-Eペアガラスもしくは遮熱断熱ペアガラス5、長期優良住宅認定が取得できる家などは大事な項目です。ちなみに上記5は、この6/4にスタートした国の認定制度で、固定資産税の減税期間が通常3年のところ5年に、ローン控除の控除率が1%から1.2%(10年間)になり、大変得をする仕様です。 いくら安く建てたって、今業界で話題のこの仕様になってない家なんか建ててしまいますと、経済的機会損失を被るだけではなく、5年後に時代遅れの家になってしまうのは間違いないでしょう。施工会社選定基準のほんの一端を書き綴りましたが、基本は『それが達成しているから、それが入っているから価格は高め』 『それが達成していない質の家だから、それが入っていない家だから価格が安い』それだけの話です。上記を参考に『5年後に時代遅れの家』とならない業者選定をされることを祈念しております。
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